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2016.02.02
人権学習を行いました
1月29日(金)の6時間目に「性的マイノリティと人権」というテーマで人権学習を行いました。マイノリティという言葉を初めて聞く生徒が多い中、生徒達は上映したDVDを真剣に見ていました。性的マイノリティについて知り、改めて人権について考える1時間になったようです。
人権学習の感想文の中から2名の感想を紹介します。
感想文
・ 2年 Iくん
僕は、性同一性障害について知らないことがたくさんあるということに気づきました。わずかな人々がその障害を持っているかと思っていたら、4~5%の人がその障害に悩まされているということに驚きました。身体が男でも、心の中が女性だったり、いろいろありました。自分は性同一性障害を他人事だと思っていたけど、自分の身近なところで悩んでいるかもしれません。笑ったり、話を聞き流すのではなく、しっかりと相手の気持ちを思いやって話を聞いてあげたいものです。この授業を通して、性の大切さや障害について改めて深く考えたし、そのような人が実際にいたら、どういう行動をとればいいかと学びました。とてもいい機会になりました。
・ 1年 Iさん
性的マイノリティには、いろんな種類があるんだと初めて知りました。人間、人それぞれなのでいいと思います。私は男の人が男の人を好きでも、女の人が女の人を好きでも、心が男の子でも女の子でもどちらでもよくて関係ないと思います。みんな顔が違うように、性格も全員違うし、同じ人なんて誰一人としていない、そう思っています。そう考えてはいるけど、実際目の前にすると驚いてしまう自分もいるんだと高校に入学して気づきました。私はまだ視野が狭いので視野も広く、心も広くもち今回学んだ性的マイノリティや人権で悩んでいる人が周りにいたとしたら、すこしでも話を聞き、その人の不安や悲しみ苦しみをとってあげたいなと思いました。逆に私がかけた言葉がその人を傷つけてしまったらそれはとても申し訳ないけど、聞くことは大事なのでちゃんと耳をかたむけてその人の気持ちになって考えたいと思いました。