2015.08.29

東京大学の先生による進路講話

東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻　特任准教授　中西啓仁先生による進路講話が、聡明中学校及び特進コースの生徒を対象に、8月27日（木）に本校体育館にて行われました。

テーマは「現象にこだわる」です。

この講話を通して、多様な観点から進路を考える　いい機会となりました。また、専門分野で活躍されている先生のお話を聞くことで進路に対する意識が高まったようです。

講話では、ご専門のイネに関する研究をもとに、人体に影響を少なくする低カドミニウム米の研究開発、作物の成長に影響を及ぼす鉄、福島原発事故のセ シウムによる土壌等の汚染などについて、映像を使って専門的な研究をわかりやすくお話をされました。そして、『研究』で最も大事なことは、OriginaｌityとPriorityで『世界初』を目指すことと強調されました。

また、「受験勉強には、ごく短時間で効く特効薬はありません、教科書を使ってくり返し大事なことを覚えそれを応用できる勉強をしなさい」など印象的 なお話もあり、みんな真剣に聞き入っていました。「目標に向かって、自分なりにこだわりを持ち、徹底的にやり遂げてください！」と生徒に激励を送っていた だきました。